SNSでキレイな写真を見かけて、こんな風に思ったことはありませんか。

自分で撮る写真は素人っぽいし、どれも似たような印象…。



上手い人の写真って、なんであんなに惹かれるんだろう?
筆者も写真を始めたてのころ、同じ悩みや疑問を抱えていました。
それを解決してくれた大きな要素が構図です。



構図とは、写真のレイアウトのことだよ!
本記事では、構図の前提知識をかんたんにお伝えしたうえで、最初に覚えたい基本の構図をご紹介!
カメラ歴10年の筆者が、初心者でも直感的に扱いやすい7つの構図をピックアップしています。
しっくりくる写真が撮れずに悩んでいる人や、写真が上達する方法を知りたい人は、参考にしてみてください。
記事の最後には、7つの基本構図をまとめたリストをプレゼントします。
撮影シーンで気軽に見返せる便利なリストなので、ぜひゲットしていってくださいね!


だいき
カメラ歴10年の写真大好きマン
- 362日間旅をして全国の絶景を撮影
- 環境省×東京カメラ部フォトコン入賞
- Nikon&FUJIFILMのカメラを愛用
写真が上手い人が必ず意識する「構図」の役割とは


写真が上手い人の共通点は、シャッターを切る前に構図を意識すること。
なぜなら、構図には次の役割があるからです。
- 主役を目立たせる
- 全体のバランスを整える
- リズムや調和を生み出す
- ストーリーや雰囲気を演出する



「写真は構図で決まる」ともいわれるよ。
逆に、構図を意識せずに撮った写真は、何が主役か伝わらなかったり、バランスの悪さを感じたり、イマイチな仕上がりになりやすいでしょう。
構図はテクニックのひとつで、知識さえ身につければ、誰でもマネしやすいのがポイントです。



美的センスや高級機材に頼らず、キレイな写真が撮れちゃう!
だからこそ、カメラ初心者や、写真に自信が持てず悩んでいる人に知ってもらいたい!!
構図で変わった筆者の写真を比較(BEFORE・AFTER)


筆者自身も、写真を始めたころから構図を知っていたわけではありません。
最初は「なんとなくいい感じ!」ぐらいのノリで、写真を撮っているだけでした。



当然写真はイマイチで、その理由も分からなかった…。
もっと上手くなりたくて、もっと楽しく撮りたくて、少しずつ写真の勉強をスタート。ようやく構図の重要性を知ったのです。
構図を意識してからというもの、自分の成長を実感できる次のような変化がありました。
- 理想どおりに写真を撮れることが増える
- 写真のバリエーションが増える
- 自分が撮る写真をどんどん好きになる
実際に、筆者が構図を意識する前後で、写真がどのように変化したのか見てみましょう!










BEFORE写真を見てのとおり、筆者に生まれながらの美的センスがあったとは思えません。
そんな筆者でも、構図を意識したAFTER写真は、見違えるほど良くなっていると感じませんか。
もちろん、構図以外の知識や、写真編集の技術を付けたことも変化の要因でしょう。



だとしても、構図を学んだことが一番の要因だっていえるよ!
さて、構図がもたらす効果をお伝えできたところで、基本の構図を1つずつ紹介していきますね!
写真が上手い人になるために最初に覚えたい基本構図7選


本章では、写真が上手い人になるために、最初に覚えたい基本構図をご紹介!
今回は、直感的に使いやすい7つの構図を厳選しました。
- 三分割構図|かんたん&万能な定番構図
- 日の丸構図|かんたんなのに難しいツンデレ構図
- 対角線構図|立体感や動きが生まれる構図
- 三角構図|安定感やまとまり感を表現する構図
- 額縁構図|絵画のように視線を集める構図
- 二分割構図|シンプルですっきり収まる構図
- 四分割構図|風景好きは押さえておきたい構図



ほかにも構図はあるけど、まずはこの7つに集中しよう!
①三分割構図|かんたん&万能な定番構図
三分割構図は、基本構図のなかで最も代表的な型といえます。
なぜなら、扱いやすいうえに、シーンを気にせず使える汎用性があるからです。



最初は、三分割構図だけでも使いこなせたら◎!
本構図は、画面を縦横3等分に分割するラインをイメージして、レイアウトを考える手法です。
ライン上やラインの交点を目安に被写体を置くことで、収まりが良く見えます。




- 得られる効果
-
- 全体のバランスが整う
- 余白によって、空間の広がりやストーリー性が生まれる
- 使うときのコツと注意点
-
- 慣れないうちは、縦横どちらかのラインを意識すればOK
- 使いすぎによる写真のマンネリ化に注意する
- おすすめの使用シーン
-
- 風景、街並み、人物など、あらゆるシーンにおすすめ

だいき

「迷ったときは三分割」と覚えておこう!
- 使用イメージ








②日の丸構図|かんたんなのに難しいツンデレ構図
日の丸構図は、被写体を真ん中にドカンっ!と配置するのが特徴。
見る人の視線を、自然と真ん中に集める構図です。




シンプルでかんたんな反面、意図せず使うと面白みがない写真になってしまうのが難しいところ。
安易に多用せず「あえて」使うぐらいの感覚を意識してみてください。



初心者のときは、無意識に使いがちだから気をつけよう!
- 得られる効果
-
- 主役がはっきりする
- 主役の魅力をストレートに伝えられる
- 使うときのコツと注意点
-
- 意図を明確にしてから使う
(例:主役のインパクトを表現したい) - 背景をシンプルにする
- 意図を明確にしてから使う
- おすすめの使用シーン
-
- 1つの主役を強調させたいとき
- 使用イメージ








③対角線構図|立体感や動きが生まれる構図
対角線構図は、画面に対角線をイメージして、そのライン上を目安に被写体を配置します。
写真を立体的に見せたり、被写体の動きを表現したりするのにぴったりの構図です。







完全な対角線ではなく、斜めのラインを意識すればOK!
斜めのラインを探すときは、被写体を斜めの角度から見たり、カメラを傾けたり、工夫してみると見つかりやすいです。
- 得られる効果
-
- 写真に奥行きが感じられる
- 躍動感やスピード感を表現できる
- 使うときのコツと注意点
-
- 斜めのラインを中途半端に傾けない
(逆に不安定さが目立つため)
- 斜めのラインを中途半端に傾けない
- おすすめの使用シーン
-
- ライン状の被写体を撮るとき
- 整列している被写体を撮るとき
- 使用イメージ








④三角構図|安定感やまとまり感を表現する構図
被写体が三角形に見える角度・高さから撮影したり、三角形をイメージして被写体を配置したりするのが三角構図です。







三角形の向きや各辺の長さに決まりはないよ!
本構図は、ずっしりとした安定感を表現したり、正面に向かって奥行きを出したりできるのが特徴。
また、複数の被写体を三角になるように並べると、まとまり良く見えます。
- 得られる効果
-
- 安定感や奥行きを表現できる
- まとまり感が生まれる
- 使うときのコツと注意点
-
- キレイな三角形にこだわらなくてOK
- おすすめの使用シーン
-
- 大きい物(建物、山など)を撮るとき
- 正面に続く道を撮るとき
- テーブルに並ぶ料理や小物を撮るとき
- 使用イメージ








⑤額縁構図|絵画のように視線を集める構図
額縁構図は、窓枠や枝葉などを額縁に見立て、被写体の周りを囲むのが特徴です。




額縁のなかに見せたい被写体を入れることで、見る人の視線を自然に誘導できます。
また、絵画作品を思わせる雰囲気に仕上げられるのも魅力です。



とても印象深い写真になるよ!
- 得られる効果
-
- 主役を目立たせる
- 画面全体が引き締まる
- 絵画のような雰囲気を演出できる
- 使うときのコツと注意点
-
- 主役を奥に、額縁を手前に配置する
- 明るさを主役に合わせる
- 主役よりも目立つ要素を額縁にしない
- おすすめの使用シーン
-
- 風景を印象深く見せたいとき
- 1つの被写体に注目してもらいたいとき
- 使用イメージ








⑥二分割構図|シンプルですっきり収まる構図
二分割構図では、画面を上下・左右のいずれかに分割してレイアウトを考えます。




分割したライン上に、建物の線や地平線などの境界を重ねることで、すっきり収まった写真に仕上がります。



2つの被写体を対比させるのにも効果的だよ!
- 得られる効果
-
- 安定感や落ち着いた雰囲気を演出できる
- 上下または左右で対比を表現できる
- 使うときのコツと注意点
-
- ラインが傾かないよう注意する
- 上下または左右でメリハリを付ける
- おすすめの使用シーン
-
- 風景や街並みを撮るとき
- 対照的な被写体を同時に撮るとき
- 使用イメージ






色の違いを対比させた1枚


⑦四分割構図|風景好きは押さえておきたい構図
四分割構図では、まず画面を縦横4等分に分割するラインをイメージします。



あとは、三分割構図の考え方と同じだよ!
分割したライン上や、ラインの交点を目安にしながら、被写体をレイアウトしていきます。




本構図は、三分割構図に比べて、余白を大きく見せられるのがメリットです。
- 得られる効果
-
- 窮屈感を抑えられる
- 開放感を強調できる
- 背景を引き立てられる
- 使うときのコツと注意点
-
- 慣れないうちは、縦横どちらかのラインを意識すればOK
- おすすめの使用シーン
-
- 三分割構図で窮屈さを感じるとき
- スケールの大きな風景を撮るとき
- 使用イメージ


ネモフィラ畑の広がりを表現









以上の7パターンが、最初に覚えたい基本構図だよ!
次の章では、これまでの基本構図とは違う、応用的な構図をかんたんに紹介します。
応用構図は、最初から覚える必要はないので、気軽に流し読みしてください!
基本に慣れたら試したい5つの応用構図をサクッと紹介
この章では、5つの応用構図をピックアップしました。
基本構図以外にも「こんな構図があるんだ!」と知ってもらうために、サクッと紹介します。
- 曲線構図
-
アルファベットのS字やC字のような曲線を取り入れ、視線を誘導したり、やわらかな印象を与えたりする構図。








- トンネル構図
-
トンネルのような奥へと続く空間を活かして、主役に視線を集めたり、奥行き感を演出したりできる構図。




- 放射線構図
-
ある1点から、複数の線が放射状に広がるように被写体を配置し、奥行き感や臨場感を演出する構図。




- シンメトリー構図
-
上下または左右対称になるように被写体を切り取ることで、安定感やユニークな印象を与えられる構図。




- サンドイッチ構図
-
上下または左右に視界をさえぎるものを配置し、隙間から覗くように主役へ視線を誘導する構図。







基本に慣れたら、ぜひ試してみてね!
マネするだけ!写真の構図を決めるときの3ステップ





型は分かったけど、いざ構図を決めるとなると迷いそう…。
最初は誰でも迷うものなので、安心してください!
慣れるまでは、次の3ステップをくり返しながら、じっくり感覚をつかんでいきましょう。
ステップ①:主役を決める


構図を決めるときのファーストステップは、主役をはっきりさせること。
主役が曖昧なままでは、どの構図を使うか選びにくいうえ、何を伝えたいのかイマイチ分からない写真が撮れてしまいます。



一番目立たせたい被写体を主役にしよう!
棚に飾っているお気に入りの雑貨、目の前で楽しそうに笑う友人の顔、遠くに連なる雄大な山々など、主役のジャンルや大小に決まりはありません。
写真のなかで強調すべき主役の存在をはっきりさせれば、構図を決めるときの分かりやすい基準になります。
ステップ②:構図を1つ選んで撮ってみる


次は、基本構図7つのうちの1つを選び、実際に写真を撮ってみましょう。
最初は「◯◯構図ならバランス良さそう!」ぐらいの感覚で選べばOKです。
また、構図はあくまで目安なので、完璧に当てはめようとする必要はありません。



迷ったときは、三分割構図を使うのがおすすめ!
いくつか構図を試すなかで「◯◯構図が一番しっくりくるかも!」と感じられたらクリアです。
この作業を何度もくり返すうちに、構図選びで迷う時間が少しずつ減っていくでしょう。
ステップ③:4つのポイントを工夫してみる


構図を使って撮影したのに、どうしてもしっくりこないときは、次の4つのポイントを工夫してみてください。



いずれも、自分の体を動かすことで変化が生まれるよ!
- 被写体との距離
-
被写体に近づいたり遠ざかったりすることで、主役の存在感や背景の写り方を調整してみる
- ポジション・アングル
-
カメラの高さ(ポジション)や向き(アングル)を上下させて、被写体の見え方を変えてみる
- 光の向き
-
被写体に当たる光の向きを調整して、雰囲気や色味を変えてみる
- 背景の要素
-
背景から、ごちゃごちゃ感やアンバランスの原因となる要素を取り除いてみる



最初は、細かな理屈まで覚えなくて大丈夫!
それぞれのポイントをちょっとずつ調整しながら、しっくりくる写真に近づけていきましょう!
まとめ|オリジナル構図リストをゲットして撮影に出かけよう!


本記事では、カメラ初心者向けに、写真の構図について解説しました。あらためて、内容をおさらいします。
- 写真が上手い人が必ず意識する「構図」の役割とは
- 構図で変わった筆者の写真を比較(BEFORE・AFTER)
- 写真が上手い人になるために最初に覚えたい基本構図7選
- 基本に慣れたら試したい5つの応用構図をサクッと紹介
- マネするだけ!写真の構図を決めるときの3ステップ



もう一度読みたいところがあったら、タップして飛んでね!
構図は、写真の上達には欠かせない知識・テクニックです。
少し勉強して使ってみるだけで、収まりの良い写真が撮れたり、写真のバリエーションが増えたり、大きな変化をもたらしてくれるでしょう。
最後に、7つの基本構図をまとめたオリジナル構図リストをプレゼント!


撮影のときに見返しながら、構図を決めるのに役立ててみてください。
画像保存または、スクリーンショットを撮って、早速撮影に出かけてみましょう!




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